技術情報

TECHNICAL INFORMATION

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国産部品工業は開発設計から生産体制、品質保証までの一貫体制を早くから整え、お客様のニーズに最適かつスピーディーにお応えしています。

製品そのものだけでなく、金型や生産設備も自社設計・自社開発・自社生産を積極的に進め、製品の高精度化・高品質化に大きく貢献しており、さらには工程管理や品質管理、コスト面でも理想的な生産を可能にしています。

開発と生産といった部門間での連携も深く、次世代エンジンの試作などでも相互協力のもと、高度な技術力をいかんなく発揮、お客様から高い評価をいただいています。

安心と信頼につながる一貫体制

  • 1

    Intergrated System

    開発設計

  • 2

    Intergrated System

    生産体制

  • 3

    Intergrated System

    品質保証

未来を拓く開発力・技術力

SPCCI用シリンダーヘッドガスケット

SPCCIとは圧縮着火燃焼方式のことで、SKYACTIV-Xに搭載するSPCCI用ヘッドガスケットを開発、量産化に成功しました。この世界初のエンジンは、圧縮比、燃料噴射圧とも、世界最高の性能を誇ります。当時、当社でも実績がないこのヘッドガスケットを開発するにあたり、従来のガソリンエンジンと燃焼方式が異なることによる厳しい条件をクリアするために、エンジン側とヘッドガスケット側を共創させるという新しい発想で製品の完成に成功。
開発に置いて電子顕微鏡レベルであるミクロサイズの調査、分析、評価に力をいれることで、環境性能も大きく向上しました。
ここで得たノウハウや経験を次世代の開発に繋げ、次なる目標へ向けて、歩み続けます。

ダイレクトシールド構造ヒートインシュレーター

4輪用自動車エンジンの排気系触媒ケースを覆う、薄板ステンレス材を難形状に成型し、内面に高耐熱断熱材を配置した高性能ヒートインシュレータです。複雑な形状をした触媒ケースにフィットさせるためのプレス成型を、CAEを活用して材料物性と成型条件の折り合う最適値を指標化することで開発・量産化に成功、自動車業界においても高く評価されております。この取組み成果が認められ、令和2年度京都中小企業優秀技術賞として京都府から表彰されました。

触媒ケース

組付け過程

Assy状態