Interview
02波多野 浩樹
製造部 2019年入社
加速するファクトリーオートメーション。しかし、ひとの手だって不可欠。
地元を離れた学生時代、就職活動をする中で希望を絞ったのが、昔から憧れていた自動車に関連する仕事でした。数ある中から国産部品工業を選んだのは生まれ育った地元だったこと、そして離職率が低いことが理由でした。現在は、プレス加工を自動で行なうFA（ファクトリーオートメーション）ラインを担当しています。FAラインではロボットによる自動化されたプレスラインに型を入れてステンレス板を絞った後、出来上がった製品に溶接、マットを入れる作業を行っています。「ロボット」「自動化」と言っても、ものづくりにおいてひとの手がゼロになることはありません。
技術も、失敗も共有することで、自分自身の成長を。
入社当初は右も左もわからず、会社に慣れることや、FAラインのことを覚えることばかり考えていました。そもそもFAラインは導入したばかりで会社にノウハウがなく、メンバー全員が試行錯誤の状態。生産技術課にもアドバイスをもらい、ようやく効率的な運用ができるようになってきたところです。今では派遣やパートの方に教える立場になりました。自分と他人とは理解のポイントが違い、上手に教えることは簡単ではありません。だから、ひとそれぞれで伝え方を変え、わかりやすく教えることを意識。不良品を活用しながら問題点を可視化させ、たくさんの失敗から学んでもらうことで、他の人の熟練度も上がり、更なる自身の理解につながっています。
知識、技術、コミュニケーション。すべてを深めていけるように。
FAラインを担当していますが、いいものづくりを実現するためには、すべてを機械任せにしているわけにはいきません。私自身もスキルアップを目指し、プレス機を使って一枚の金属の薄板を金型に合わせて成型する「絞り加工」の技術向上に取り組んでいるところです。また、製造部の中でもさまざまな現場に行くのは私だけなので、それを総合的につなげてよりよい生産を実現することも課題。そのためにはこれまで以上に経験と、相手を理解するコミュニケーションが必要だと考えています。一歩ずつ成長を重ね、会社と自動車業界、そして社会全体に貢献していければ嬉しいですね。
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先輩からのメッセージ
国産部品工業は、とてもアットホームな会社です。私が所属しているのは製造部ですが、技術部や品質保証部など、他部署の方も仕事の話題に関わらず、よく話しかけてくれます。他部署のひとと話すことでいつもの現場だけではわからない知識、情報を得られ、それが自分の成長にもつながっていると感じます。困ったこと、わからないことがあっても気軽に相談できる関係があるのもとても心強く感じます。これから入社する皆さんも、きっと心地よく働けると思いますよ！
この会社なら成長できると信じており、新しく入ってくる方々とも切磋琢磨していきたいですね。
国産部品工業株式会社
